ロコモティブシンドロームの定義について

ロコモティブシンドロームの定義について

様々な機関がロコモティブシンドロームを提唱していますが、その定義の仕方は様々です。現在の超高齢化社会にあって避けては通れない疾患、ロコモティブシンドローム。それに我々はどう向き合えば良いのでしょう。

その言葉の生まれた経緯や背景にも触れながら、ロコモティブシンドロームの定義に迫ります。

ロコモティブシンドロームの定義

「ロコモティブ」とは、日本語で「運動の」という意味です。

命にかかわるとは言えないまでも、骨折や転倒、関節疾患による要介護認定患者が認定患者の約20%を占めるに至り、もはやメタボより怖い疾患とも言える事態となったにもかかわらず、ロコモティブシンドロームの認知は無いに等しいのが現状です。

そのような中、筋肉・骨、関節・椎間板などの運動器障害によって要介護になってしまう危険性に気付いてもらい、その予防の為の行動を促すため、2007年に日本整形外科学会によって提唱された概念が、ロコモティブシンドロームです。

ロコモティブシンドロームを一般的に定義するならば、「身体を動かすのに必要な器官に障害が起こり、自分で移動する能力が低下して、要介護になってしまった又はなる危険度が高い諸症状」といった説明となります。

ロコモティブシンドロームの現状

現在の日本の高齢化社会は、人類史上はじめての状況といっても良いでしょう。高齢化に伴い、要介護・要支援認定患者も急増しています。2000年度に256万人であった認定患者は、2012年度に535万人へと急増しました。

要介護者の理由は以下の内訳となっています。
脳卒中:29%、認知症:13%、老衰:15%、骨折・転倒:11%、関節障害:9%
つまり、運動器の障害が原因な要介護者つまりロコモ絡みは前述の通り、約20%と、5人に1人に上っています。

ロコモはおおよその予備軍まで含めるとその数は4700万人とも言われており、ロコモをどう予防し、高齢者の要介護化を避けるかは日本の未来にとって極めて重要な意味を持っています。

ロコモティブシンドロームの要因

運動器は加齢とともに不可避的に機能が低下します。現在の日本は超高齢化社会です。2005年に2500万人であった65歳以上の高齢者は、2020年には3500万人になる予想です。

平均寿命もどんどん伸びることでしょう。現状でも、男性は78歳、女性が85歳ですから、人間の運動器の機能の寿命が追い付いていけなくても無理はありません。

それに現代社会の生活環境も運動器にあまりいい影響は与えていません。かたよった食事、無理なダイエット等も、状況を悪化させる要因となっています。

ロコモティブシンドロームの具体的な要因

機能性の低下の面から整理した場合、ロコモの具体的要因は以下の三つに大別されます。

  1. 加齢による運動器の機能性低下
  2. バランス能力の低下
  3. 運動器の疾患

要因は互いに関連・連鎖し、運動器以外の疾患を引き起こす可能性もあります。脚の筋肉の衰えが歩行機能を低下させ、歩行量が減る事により心臓への血流が悪くなり、それが心臓の働きを低下させ、全身の臓器への悪影響につながるというケースもあり得ます。

ロコモティブシンドローム対策

加齢により、筋力・筋量・骨量は確実に減少します。例えば、筋力は70~80歳では、若年成人に比較して20~40%低下しています。筋量も大腿四頭筋の部位で、24歳くらいがピークですが、80歳では、ピーク時から平均40%減少します。

したがって、意識的にロコモ予防の対策を取らなければなりません。

適度なメカニカルストレスをかける

適度な負荷を運動器にかけるのは、各器官の機能を保ち、改善する為に不可欠な対策です。日本整形外科学会は、この目的でロコトレを提唱しています。以下はその例です。

  • 開眼片脚立ち
  • スクワット
  • ストレッチ
  • ウォーキング
  • 脚上げ体操
  • カーフレイズ

タンパ質、カルシウム、サプリメントを利用する

良質なタンパク質、カルシウムそれらの適切な摂取により、骨、筋肉の機能改善が期待できます。また、軟骨摩耗軽減用に、中高年に人気のプロテオグリカンを取るのも悪くありません。

ロコモティブシンドローム予防は身体の中から

ロコモ予防には、適度な運動・栄養補給、これを継続して行うしかありません。しかし、現代の新技術の手を借りれば、もっと効率的にロコモ対策が出来るかもしれせん。

軟骨をはじめ、運動器の機能維持に有効なプロテオグリカン(サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン)を配合した、健美の郷「プロテウォーク」は、軟骨の再生・保護に役立ちます。ロコモティブシンドロームが気になる方は、ぜひ一度お試しください。
プロテウォークの購入はこちら
◎こちらのサイトで健美の郷の商品が紹介されました